ベーシック10内容その1(表層部の解放)

ロルフィングの記事

ロルフィング・ベーシック10の第1セッション~第3セッションの内容です。

第1セッション~第3セッションは、表層部の解放を目的としたセッションです。

表層部の解放
第1セッション 自由な呼吸
テーマは呼吸です。不安や恐怖の感情、過度なストレスは呼吸を浅くします。呼吸は1日に2万回以上繰り返されます。小さな変化は、やがて大きな変化となって身体に表れます。
深く楽な呼吸は血液の循環を助け、新陳代謝を高めます。それは活力アップの基本です。肺の自由な動きを邪魔している首や肩、腰などの筋膜の強張りがほどけることで、肺の自由な動きが促されて、心地よくゆったりとした呼吸を楽しめるようになるでしょう。
第2セッション 大地に根付いた足
足のバランスがテーマです。歩くときの足裏の動きが背骨までなめらかにつながるように、筋膜のバランスを整えます。建物で言えば基礎工事。扁平足や足首、膝のねじれは、頭、首、肩など、上半身の姿勢や動きにも影響を与えます。歩くとすぐに疲れてしまうのは、足という全身の土台が歪んでいるからです。足の裏が地面からしっかり支えられている感覚(グラウンディング)が味わえるようになると、精神的な 落ち着きが生まれます。
第3セッション 身体の側面の広がり
側頭部から足までの身体の外側面のつながりがテーマです。首や脇の下、脇腹、骨盤、脚の側面など、側面の筋膜に働きかけることで、身体に3次元的な奥行きの感覚が生まれます。
それはコアと呼ばれる内臓の収まる空間を広げ、呼吸をさらに深くします。この側面の感覚は他者とのバウンダリー(境界線)の感覚にも影響すると言われています。側面が伸びやかになり無駄な横揺れが減ると、歩くこともより楽に感じられてくるでしょう。

引用元:日本ロルフィング協会

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